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保育可 シェアオフィスの効用
- 2018/11/05 (Mon)
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181104-00000008-nikkeisty-life
保育機能付きのシェアオフィスやコワーキングスペースを利用しながら、子育てと仕事を両立させる女性が出てきた。子どもの顔が見える距離感ながら、仕事にも集中できる、会社や自宅以外の共用空間。いわば子どもと一緒に通うことのできる新たな職場だ。まだ数は限られるが働く世帯の強い味方になりつつある。
午後3時、休憩時間に保育スペースで子供におやつをあげる半沢さん(横浜市のマフィス横浜元町)
■顔が見える適度な距離感が魅力
「仕事をする場所の隣に子どもがいるのは安心。最初から普通の保育所に預けようとは考えませんでした」。似顔絵を描く手を休め、保育士に抱かれた娘に笑いかけながら話してくれたのはおおもりなつみさん(28)。京王多摩センター駅近くの複合ビル内に3月にできた保育付きの共用オフィス「コワーキングCoCoプレイス」(東京都多摩市)に子どもを連れて通う。
アルバイトや事務職をしながら結婚式のウエルカムボードに新郎新婦を描いたり、イベントに出張して似顔絵を披露したりする仕事を続けてきた。最近はイラストに絞り、SNS(交流サイト)を機に引き受ける仕事も増えてきていた。とはいえ「出産後に子どもを世話しながら仕事を続けるのは無理かな」と考えてもいた。実際に自宅でイラスト描きに集中するのは難しい。娘を寝かしつけた後は自分も疲れて眠ってしまう。
そんなときに地元の子育て支援拠点の職員から「こういう場所ができるよ」と教わった。夫婦で見学してみて「ここなら子育てしながら仕事もできそう」と感じた。イラストの仕事を休んで間が空けば受注が減ってしまうかもしれないと、利用し始めた。
当初は慣れずに大変なこともあったが、徐々にペースがつかめてきた。「自宅で仕事と子育てとなると、引きこもりがちになって孤独感や疎外感を持ちやすい。子どもとここに通うのがいい気分転換になる」。子どもの世話はオフィスに常駐する保育士に頼んでいるが、思い立てばすぐ顔が見える適度な距離感。これが最大の魅力になっているようだ。「これからは雑誌や絵本など仕事の幅も広げていきたい」と表情は明るい。
利用するのはフリーランスの人ばかりではない。情報通信技術(ICT)を活用したリモートワークが普及し、これまでなら職場に通うのが普通だった会社勤めの人がこうした場を使って育休復帰する例も出てきた。商店街の一角にあるマフィス横浜元町(横浜市)を利用する半沢瑠美さん(36)もそのひとりだ。
ITベンチャーに勤めており、出産した同僚もまだいなかった。自らの出産・子育てが想像以上に大変なこともあって「復帰はもう少し先、子どもが小さいうちは一緒にいたいと思っていた」と語る。しかし職場は早期復帰を後押ししてくれ、マフィスの存在も同僚がインターネット検索で調べて教えてくれた。「こういう環境なら利用してもいいかも」と考え直した。
もともと勤め先は福岡市に本社を置き、東京と結んだテレビ会議やリモートワークは当たり前。マフィスにいても周囲は違和感なく接してくれる。「仕事と子育ての切り替えにも慣れてきた。休憩時に子どもの顔を見に行くのが何よりの癒やし」と喜ぶ。
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午後3時、休憩時間に保育スペースで子供におやつをあげる半沢さん(横浜市のマフィス横浜元町)
■顔が見える適度な距離感が魅力
「仕事をする場所の隣に子どもがいるのは安心。最初から普通の保育所に預けようとは考えませんでした」。似顔絵を描く手を休め、保育士に抱かれた娘に笑いかけながら話してくれたのはおおもりなつみさん(28)。京王多摩センター駅近くの複合ビル内に3月にできた保育付きの共用オフィス「コワーキングCoCoプレイス」(東京都多摩市)に子どもを連れて通う。
アルバイトや事務職をしながら結婚式のウエルカムボードに新郎新婦を描いたり、イベントに出張して似顔絵を披露したりする仕事を続けてきた。最近はイラストに絞り、SNS(交流サイト)を機に引き受ける仕事も増えてきていた。とはいえ「出産後に子どもを世話しながら仕事を続けるのは無理かな」と考えてもいた。実際に自宅でイラスト描きに集中するのは難しい。娘を寝かしつけた後は自分も疲れて眠ってしまう。
そんなときに地元の子育て支援拠点の職員から「こういう場所ができるよ」と教わった。夫婦で見学してみて「ここなら子育てしながら仕事もできそう」と感じた。イラストの仕事を休んで間が空けば受注が減ってしまうかもしれないと、利用し始めた。
当初は慣れずに大変なこともあったが、徐々にペースがつかめてきた。「自宅で仕事と子育てとなると、引きこもりがちになって孤独感や疎外感を持ちやすい。子どもとここに通うのがいい気分転換になる」。子どもの世話はオフィスに常駐する保育士に頼んでいるが、思い立てばすぐ顔が見える適度な距離感。これが最大の魅力になっているようだ。「これからは雑誌や絵本など仕事の幅も広げていきたい」と表情は明るい。
利用するのはフリーランスの人ばかりではない。情報通信技術(ICT)を活用したリモートワークが普及し、これまでなら職場に通うのが普通だった会社勤めの人がこうした場を使って育休復帰する例も出てきた。商店街の一角にあるマフィス横浜元町(横浜市)を利用する半沢瑠美さん(36)もそのひとりだ。
ITベンチャーに勤めており、出産した同僚もまだいなかった。自らの出産・子育てが想像以上に大変なこともあって「復帰はもう少し先、子どもが小さいうちは一緒にいたいと思っていた」と語る。しかし職場は早期復帰を後押ししてくれ、マフィスの存在も同僚がインターネット検索で調べて教えてくれた。「こういう環境なら利用してもいいかも」と考え直した。
もともと勤め先は福岡市に本社を置き、東京と結んだテレビ会議やリモートワークは当たり前。マフィスにいても周囲は違和感なく接してくれる。「仕事と子育ての切り替えにも慣れてきた。休憩時に子どもの顔を見に行くのが何よりの癒やし」と喜ぶ。
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