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野球賭博　両容疑者一問一答　笠原容疑者「いけないと知らなかった」　斉藤容疑者「個人的にやっていただけ」（産経新聞）

http://rdsig.yahoo.co.jp/rss/l/headlines/soci/san/RV=1/RU=aHR0cDovL2hlYWRsaW5lcy55YWhvby5jby5qcC9obD9hPTIwMTYwNDI5LTAwMDAwNTQyLXNhbi1zb2Np

　笠原将生容疑者と斉藤聡容疑者は３月１２日、福岡市内で産経新聞の取材に応じていた。笠原容疑者は「野球賭博はいけないと知らなかった」として関与を認め、斉藤容疑者は「笠原と個人的にやっていただけ」などと組織的な背景を否定していた。主なやりとりは以下の通り。

　　　　　◇

　－－野球賭博を始めたきっかけは

　笠原容疑者「斉藤さんのお店に行ったときに斉藤さんが携帯電話を触りながら『よっしゃ』と言っているのを聞いて『何すか、見せてくださいよ』と始めた」

　－－野球賭博をしてはいけないと知っていたのか

　笠原容疑者「知らなかった」

　－－抵抗はなかったのか

　笠原容疑者「ロッカーでギャンブルの習慣がついていたのでやってしまった」

　－－暴力団との付き合いは

　笠原容疑者「全くない」

　－－野球賭博の方法は

　笠原容疑者「（掛け金は）手渡ししていたが、何回か自分の口座から振り込んで払った。その記録がメールに残っていた（ために発覚した）」

　－－高木京介元投手とはどういう経緯で

　笠原容疑者「（賭博をやっていることを）ちょこっと言ったら、『何それ』と聞いてきた。京介さんは一回賭博をやめていた時期もあったが、その間も『きょうハンデどうなの』と聞いてきた」

　－－笠原容疑者と知り合ったのは

　斉藤容疑者「巨人のチームメートと一緒に（自らが経営していた）店に来て仲良くなった。一緒にご飯食べたり、ゴルフもするようになった。ゴルフで賭けていたので、マージャンもするようになった」

　－－野球賭博を一緒にやるようになったきっかけは

　斉藤容疑者「知り合って１年ぐらいして、笠原から『野球賭博ってなんですか』と聞いてきた。『それは手を出しちゃだめ』と言ったが、『白いことも黒いことも全部見せてください』と言ってきて、さらに止めたが始めてしまった」

　－－どういう組織で野球賭博をしていたのか

　斉藤容疑者「笠原と個人的にやっていただけで、ほかの野球賭博に乗っかっていたわけではない。ハンデがあると成り立たないこともあるが、そこは適当だった。野球賭博は賭博というけど、ほかの賭博と何が違うの？」

野球賭博の全容解明へ　元巨人・笠原容疑者ら逮捕(16/04/29)