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新元号の出典「万葉集」とは

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190401-00000046-mai-pol

 万葉集は、古代から奈良時代の和歌を集めた歌集で、豪族出身の大伴家持が編さんに関与したとの説が有力。天皇から西国防衛に当たった防人(さきもり)と呼ばれる庶民兵士まで、さまざまな人の歌4500首以上を採録している。

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 出典部分は、天平2(730)年正月に開かれた宴席で出た和歌の数々を記すのに先立ち、その情景をまとめて記した序文。「令月」(めでたい月)の柔らかな風や梅花の香りなどをたたえている。著名歌人の山上憶良(おくら)ら出席者の歌そのものは、漢字の意味ではなく音を借りた「万葉仮名」で記されているが、この序文は和歌を説明する「詞書(ことばがき)」とも呼ばれる部分で、正式の漢文で書かれている。

 宮内庁書陵部委員も務める今西祐一郎・九州大名誉教授(日本文学)は「これまで元号は漢籍を出典としてきたが、今回日本の古典である万葉集が出典となり、日本の文化を重視する新たな流れになる」と評価。「日本の先人の書物から良い文字を選んだ。今後、元号の出典が和書になっていく第1例となるのではないか」と話す。

 安倍晋三首相は1日午後に発表した談話で「万葉集は防人や農民まで、幅広い階層の人々がよんだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」と説明。記者会見では「人々の暮らしや息づかいを感じられる」とも語った。【竹中拓実、山口知】



佐竹昭広集 第1巻/佐竹昭広/今西祐一郎
価格: 8,856円 レビュー評価:0.0 レビュー数:0
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