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ハンセン病訴訟 家族救済に道

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000015-kumanichi-l43

 国のハンセン病隔離政策で患者と同様に差別や偏見の被害を受けたとして、元患者の家族561人が国に謝罪と1人当たり550万円の損害賠償を求めた訴訟で、熊本地裁(遠藤浩太郎裁判長)は28日、「違法な隔離政策で家族も差別され、家族関係の形成を阻害された」などとして国の責任を認め、原告541人に143~33万円、計3億7675万円の支払いを命じた。元患者の家族を巡る訴訟で、賠償を命じた判決は初めて。

 隔離政策を違憲とし元患者への賠償を命じた2001年の熊本地裁判決確定後、国は元患者らに補償金を支払ってきたが、対象外とされた家族の救済にも道を開いた。

 遠藤裁判長は、医学の進歩などでハンセン病が特別の疾患ではなくなっていた1960年の時点で国が隔離政策をやめなかったことを違法とし、国会が96年までらい予防法を廃止しなかったことを立法不作為と判断。家族が受けた差別被害について「個人の尊厳にかかわる人生被害であり、その不利益は重大」とした。

 損害については「熊本地裁が判決を下した2001年末までは、家族というだけで差別を受ける地位に置かれた」と認定。家族が療養所に入り、離れ離れになった原告については「家族の交流が阻害され、精神的苦痛が生じた」として、慰謝料額を増額した。一方で、02年以降に差別被害を認識するなどした原告20人の請求は棄却した。

 損害賠償請求権の時効については、先行事例の鳥取地裁の判決が出され、国の不法行為を認識できた15年9月9日以降を「消滅時効の起算点と解するのが相当」として、国側の主張を退けた。

 家族訴訟は16年2月に59人が提訴。同3月に509人が追加提訴し、その後7人が訴訟を取り下げた。20~90代の原告は元患者の子やきょうだいが9割以上を占め、北海道から沖縄まで県内を含む西日本を中心に居住。提訴後に10人が死亡し、平均年齢は67・9歳。(臼杵大介、中島忠道)



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ハンセン病療養所の自己表現史 荒井裕樹 書肆アルスカクリ ノ ブンガク アライ,ユウキ 発行年月:2011年11月 ページ数:341p サイズ:単行本 ISBN:9784990559540 荒井裕樹(アライユウキ) 1980年、東京生まれ。2009年、東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員。専門は日本近現代文学・障害者文化論。ハンセン病・身体障害(脳性麻痺)・精神障害の当事者たちの文学活動や社会運動の研究、および医療施設における自己表現活動の支援に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 隔離する文学ー「癩予防協会」と患者文学の
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ハンセン病患者の追悼式典 国の政策で強制隔離に(17/06/22)



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